コントラバスクラリネットの値段とメーカー|中古・レンタルで使う時の注意

コントラバスクラリネットの値段とメーカーを紹介する記事のアイキャッチ。音楽室に立てた大きなクラリネット

当サイトの記事は編集部がメーカー・楽器店・公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に楽器買取サービスへの案内を含みます。

バンドや部活で『コントラバスクラリネットを入れたいけど、そもそもいくらするの?』と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、コントラバスクラリネットの値段は、国内代理店の公式表示で税込200万円弱から600万円台です。メーカーの数がかなり少ないので、選ぶ前に「どこが作っているか」を押さえておくと話が早くなります。

この記事では、メーカーごとの価格と、新品・中古・レンタルそれぞれで確かめたい点を順番に見ていきますね。

目次

コントラバスクラリネットの値段はいくら?公式表示で見る価格

先に結論

国内代理店の野中貿易が表示しているコントラバスクラリネットの価格は、ルブラン L7182 が1,969,000円、セルマー 28 が6,336,000円(いずれも税込・2026年10月時点の公式表示)です。最新の価格は公式ページで確認してみてください。

バスクラでも高いのに、コントラはさらに上なんです。

バスクラの新品は、樹脂の入門機なら税込275,000円のモデルからあります。それと比べると、コントラバスクラは一番手の届きやすいモデルでもバスクラの上位機種と同じくらいの価格帯になります。

モデル種類管体最低音価格(税込)
ルブラン L7182B♭コントラバス木目調コンポジット材E♭1,969,000円
セルマー 28B♭コントラバスローズウッド材C6,336,000円
ルブラン L7181E♭コントラアルト未確認未確認1,870,000円
セルマー 26E♭コントラアルトローズウッド材E♭3,234,000円

価格は野中貿易のページに表示されている値です(2026年10月時点の公式表示)。

コントラアルトクラリネットはコントラバスとは別の楽器ですが、同じ「大きなクラリネット」として候補に上がることが多いので並べておきました。違いはコントラバスクラリネットとはで詳しく紹介しています。

価格の差はどこから来るの?

一番わかりやすいのは、管体の素材と最低音です。

ルブラン L7182 はボディが高密度プラスチックのコンポジット材で、最低音はE♭です。セルマー 28 はローズウッド材のボディで、最低音はCまで出せます。

代理店の説明

野中貿易は「最高級グラナディラ材およびローズウッド材製でコントラバス・クラリネットまでのラインナップをそろえているのは唯一セルマー・パリ社だけ」と説明しています。

バスクラの価格帯全体はバスクラの値段でまとめているので、予算を比べたい時に合わせて見てみてください。

メーカーごとの扱い:ルブラン・セルマー・クランポン・ヤマハ

『クランポンやヤマハのコントラはないの?』と思った方もいますよね。実は、国内の公式サイトで確認できる範囲は意外と狭いんです。

メーカー別に確認できたこと
  • ルブラン:コントラバス L7182 とコントラアルト L7181 を野中貿易が掲載
  • セルマー:コントラバス 28 とコントラアルト 26 を野中貿易が掲載
  • クランポン:日本向け公式にコントラバスの掲載なし、コントラアルト R29 は掲載
  • ヤマハ:公式のクラリネット製品一覧にコントラバスの掲載なし
メーカーコントラバスコントラアルト価格の公式表示
ルブランL7182(最低音E♭)L7181あり
セルマー28(最低音C)26あり
ビュッフェ・クランポン掲載なしR29(BC1553)表示なし
ヤマハ掲載なし掲載なし該当なし

コントラバスクラリネットのルブランとセルマー

ルブラン L7182 は、ピッチ442Hzのベームシステムで、キーはニッケルメッキ、パッドはレザーです。

セルマー 28 は、キーが洋白鍛造の銀メッキ、ベルとネックが真鍮の銀メッキです。左手小指のG♯/E♭レバー、レジスターDチェンジシステム、調整できるネックとペグが付いています。

コントラバスクラリネットのクランポンとヤマハ

ビュッフェ・クランポンの日本向け公式サイトでは、コントラバスの掲載は見当たりませんでした。コントラアルト R29 はグレナディラ製で、ピッチ440/442Hz、ビニールレザー張りの専用ケースと案内されています。

ヤマハは、公式のクラリネット製品一覧に載っているバスクラが3機種だけで、コントラバスはありません。『ヤマハなら安く買えるかも』と考えていた方は、ここで一度候補を整理しておきましょう。

「買う」「中古」「借りる」で確認することは違う

ここが大事なところです。コントラバスクラリネットは、手に入れ方によって確かめる点がまったく変わります。

学校や団体の予算で新品を買うのか、中古を探すのか、必要な本番だけ借りるのか。3つに分けて考えてみましょう。

コントラバスクラリネットを新品で買う・中古を探す・借りるの3つの手段に分けて、それぞれ確認したい点を並べた図解
手段向いている場面先に確認したいこと
学校・団体で新品を買う毎年の定期演奏会やコンクールで使い続ける最低音(E♭かCか)、置き場所、予算の承認時期
中古を探す予算を抑えたい、長く使うつもりタンポやコルクの状態、キーの曲がり、部品の供給
必要な時だけ借りる一曲だけ必要、まず試したい借りられる先があるか、期間、運搬の方法

新品で買う時は「最低音」と「置き場所」から

楽譜にどこまで低い音が書かれているかで、E♭までのモデルで足りるか、Cまでのモデルが要るかが決まります。

それに加えて、コントラは大きな楽器なので、練習場所や倉庫に置けるかどうかも先に考えておきたいところです。

コントラバスクラリネットのレンタルは探せる?

『一曲だけ使いたいから借りたい』という声もよく聞きますよね。

ただ、この記事の調査では、個人向けにコントラバスクラリネットを貸し出している公式の案内は確認できませんでした。バスクラのレンタルなら、ヤマハの音レントのように公式のプランがあります。

借りたい時の相談先

近くの団体や学校、購入を検討している楽器店に「貸し出しや試奏ができるか」を相談してみるのが現実的です。バスクラのレンタル事情はバスクラのレンタルと修理で紹介しています。

コントラバスクラリネットを中古で探す時のチェック

新品が高い分、中古を考える方も多いはずです。ただ、出回る数が少ないので、見つけた一本を慌てて決めないことが大事なんです。

管楽器専門店の説明では、木管楽器の中古はタンポ・フェルト・コルクといった消耗品の状態や、オーバーホール済みかどうか、キーの腐食を確認するよう勧めています。状態によってはタンポやコルクの交換に費用がかかることもあります。

中古のコントラを見る時の確認リスト
  • 最低音がE♭かCか(楽譜に合っているか)
  • タンポ・コルクなど消耗品の状態とオーバーホールの有無
  • 長いキーの曲がりやキーの腐食がないか
  • 海外メーカーの場合、部品が国内で手に入るか
  • 購入する店の保証期間と、保証の範囲
よくある失敗

ネットオークションやフリマアプリで、写真だけを見て決めてしまうことです。現物を確かめられないので、届いてから調整が必要だと分かるケースもあります。できれば試奏や点検ができる楽器店で選んでみてください。

中古の保証は店ごとに違い、タンポ交換は対象外という店もあります。買う前に「何が保証されるか」を聞いておくと安心ですよ。

買い替えの時は、手元の楽器も査定に出せる

コントラを買うために、使っていないバスクラやB♭クラリネットを手放す団体や個人もいますよね。

バイセルのクラリネット買取ページでは、扱うクラリネットの種類としてバスクラリネットやコントラバスクラリネットも挙げています。出張・店頭・宅配の3つの方法があり、出張料や査定料などの手数料は無料と案内されています。

福ちゃんは、大型の楽器は問い合わせの時点で買取できない案内になる場合があると書いています。申し込む時に楽器名をはっきり伝えて確認しておきましょう。

使わなくなった楽器を次の奏者に回す流れはバスクラを売るにはで詳しく紹介しています。

バイセル 楽器買取

使わなくなったバスクラは、出張買取で査定してもらう方法も

重くて大きいバスクラは、持ち運ばずに自宅で査定してもらえる出張買取が便利です。バイセルの管楽器買取は出張・宅配・店頭の3つの方法があり、出張料や査定料などの手数料は無料と案内されています。査定前に軽く汚れを拭き、ケースやマウスピースなどの付属品をそろえておきましょう。

無料バイセルの管楽器買取を見る

買取の可否・条件・金額は公式サイトでご確認ください。

マウスピース・リード・ケース・スタンドもそろえる

本体を決めたら、毎回使う小物の準備も考えておきたいですよね。コントラは付属品の情報が少ないので、ここは購入先と一緒に確認するのがおすすめです。

用品確認したいこと
コントラバスクラリネットのマウスピース本体に付属するか(セルマー 28 はリガチャー・キャップ付きで付属)
コントラバスクラリネットのリード対応するサイズのリードを扱っているか
コントラバスクラリネットのケース専用ケースが付くか(セルマー 28 はオリジナルケース付属)
コントラバスクラリネットのスタンド楽器の大きさと重さに対応しているか
コントラバスクラリネットと一緒にそろえるマウスピース・リード・ケースを並べた写真

リードの代用はできる?

『専用リードが見つからない時、バスクラ用で代用できないの?』と考える方もいますよね。

結論から言うと、コントラバスクラリネットのリードを別の楽器用で代用してよいとするメーカーの説明は、この記事の調査では確認できませんでした。マウスピースの大きさが楽器ごとに違うので、まずは購入した楽器店に対応するリードを聞いてみてください。

スタンドとケースは置き場所から逆算する

バスクラ用のスタンドには、サイズを調整してあらゆるメーカーの楽器に合わせられるとうたう製品もあります。ただ、コントラに使えるかは別の話なので、対応楽器を販売店に確かめましょう。

小物をそろえる順番
  1. 本体の付属品(マウスピース・ケース・ストラップ)を確認する
  2. 足りない物を購入先に相談する
  3. リードは対応サイズを聞いてから数枚用意する
  4. 置き場所に合わせてスタンドを選ぶ

知恵袋でよくある相談:コントラの値段と小物

Yahoo!知恵袋にも、コントラ系のクラリネットの購入や小物についての相談が寄せられています。テーマに合うものを3つ選んで、要点をまとめてお答えしますね。

相談1:100万円以内で買えるコントラバスクラリネットはある?

予算100万円以内で購入できる機種を知りたい、という相談です。

国内代理店の公式表示で確認できたコントラバスは、一番手の届きやすいルブラン L7182 でも1,969,000円(税込・2026年10月時点)でした。予算がそこに届かない時は、中古を探すか、団体同士で借りられないかを相談してみるのが現実的です。

相談2:中古で買ったコントラアルトにマウスピースが付いていない

コントラアルトを手に入れたものの、合うマウスピースが分からない、という相談です。

大きなクラリネットは、マウスピースのサイズが楽器ごとに違います。楽器名とモデル名を伝えて、管楽器専門店に合うものを相談するのが近道です。

相談3:コントラアルト用のリードがなかなか見つからない

アンサンブルで使うことになり、リードを探しても見当たらない、という相談です。

コントラ系のリードは扱う店が限られることもあります。本番が近いなら、早めに購入先へ在庫を問い合わせておくと慌てずに済みますよ。

よくある質問

コントラバスクラリネットの値段はどのくらいですか?

国内代理店の公式表示では、ルブラン L7182 が1,969,000円、セルマー 28 が6,336,000円です(いずれも税込・2026年10月時点)。最新の価格は公式ページで確認してください。

ヤマハやクランポンのコントラバスクラリネットはありますか?

ヤマハの公式製品一覧にはコントラバスの掲載がありません。ビュッフェ・クランポンの日本向け公式サイトも、コントラバスは掲載なしで、コントラアルト R29 のみ掲載されています。

コントラバスクラリネットは中古でも買えますか?

出回る数は多くありませんが、中古を探す方法もあります。タンポやコルクの状態、キーの曲がり、部品の供給、店の保証範囲を確かめてから決めると安心です。

コントラバスクラリネットはレンタルできますか?

この記事の調査では、個人向けの公式レンタルは確認できませんでした。近くの団体や学校、楽器店に貸し出しや試奏ができるかを相談してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 公式表示の価格はルブラン L7182 が1,969,000円、セルマー 28 が6,336,000円(税込・2026年10月時点)
  • クランポンとヤマハは国内公式にコントラバスの掲載がない
  • 新品・中古・レンタルで確かめる点が違う
  • 中古は消耗品の状態、キーの曲がり、保証範囲を確認する
  • マウスピース・リード・ケース・スタンドは購入先と一緒にそろえる
バスクラドットコム

バスクラドットコム 編集部

バスクラ(バスクラリネット)の仕組みと音域、吹き方と練習、メーカーごとのモデルの違い、リード・マウスピース・スワブなどの付属品とお手入れ、中古での買い方や使わなくなった時の売り方までを整理している情報サイトです。 公式サイト

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