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吹奏楽部でバスクラ担当になって、『マイ楽器って、いったいいくらするの?』と調べ始めた方や、お子さんに相談されて驚いている保護者の方も多いはずです。
結論から言うと、バスクラの値段は素材(樹脂か木か)と最低音(ショート管かロング管か)でほぼ決まります。メーカー公式・代理店の希望小売価格で見ると、新品は税込275,000円のモデルから3,366,000円のモデルまで幅があります。
この記事では、価格帯ごとの特徴と、新品・中古・レンタルで予算がどう変わるかを順番に見ていきますね。
バスクラの値段はいくら?新品の価格帯をまず押さえる
2026年10月時点で確認できた新品の希望小売価格(税込)は、樹脂製の入門モデルで20万円台後半から、木製のプロモデルでは300万円を超えるものまであります。価格はメーカー公式・国内代理店の表示で、最新の価格は各公式で確かめてください。
『クラリネットより高いとは聞いていたけど、ここまで?』と驚いた方もいるかもしれませんね。
まずは、メーカー公式や国内代理店で確認できたバス・クラリネットの価格を、安い順に並べてみます。
| モデル | 管体の素材 | 最低音 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| J.Michael CLB-2300 | ABS樹脂 | E♭ | 275,000円 |
| ヤマハ YCL-221II | ABS樹脂 | Low E♭ | 385,000円 |
| ジュピター JBC1000S | ABS樹脂 | Low E♭ | 440,000円(販売店の表示) |
| Brasspire Unicorn BPCLB-40RS | 合成木製 | Low C | 572,000円 |
| ルブラン L7168 | コンポジット材 | E♭ | 917,400円 |
| ヤマハ YCL-621II | グラナディラ | Low E♭ | 1,034,000円 |
| ビュッフェ・クランポン 1180 | グレナディラ | E♭ | 1,048,300円 |
| ヤマハ YCL-622II | グラナディラ | Low C | 1,386,000円 |
| ビュッフェ・クランポン プレスティージュ | グレナディラ | E♭/C/D・C | 2,107,600〜2,490,400円 |
| F.A.ユーベル Emperior | グラナディラ | Low C | 2,200,000円(販売店の表示) |
| セルマー プリヴィレッジ | グラナディラ | Low E♭/Low C | 2,354,000〜3,366,000円 |
| ビュッフェ・クランポン トスカ | グレナディラ | D/C/D・C | 2,447,500〜2,852,300円 |
出典は、各メーカー公式サイトと国内代理店のページです(ジュピターとユーベルは販売店の表示)。

バスクラの価格は改定されることがある
楽器の希望小売価格は、ときどき改定されます。例えばヤマハは2025年10月1日から、YCL-621IIを税込891,000円から1,034,000円へ、YCL-622IIを1,133,000円から1,386,000円へ改定しました。YCL-221は据え置きです。
数年前の記事や中古の説明に書かれた「新品価格」は、今の価格と違うことも。予算を立てる時は、最新の公式表示を見ておきましょう。
希望小売価格と、お店で買う時の価格は違う
この記事の価格は、メーカーや代理店が示す「希望小売価格」です。実際にお店で買う時の価格は、お店やセール、選定品かどうかなどで変わります。
例えば、希望小売価格が税込440,000円のジュピター JBC1000Sを、特価381,700円(税込)で表示している販売店もありました(調査時点)。
『じゃあ、どこで買うのが一番お得なの?』と気になりますよね。ただ、価格だけで選ぶと、購入後の点検や保証の内容が違うこともあります。見積もりをもらう時は、次の点も一緒に聞いておくと安心です。
- 本体の価格と、付属品に含まれる物
- 購入後の無料点検や調整があるか
- メーカー保証と、お店独自の保証の期間
- 取り寄せの場合、届くまでの期間
値段は何で決まる?素材と最低音の2軸で見る
バスクラの値段は「入門・学校向け」「中級」「上位モデル」の3つの価格帯と、「ショート管(Low E♭)・ロング管(Low C)」の2軸で整理すると分かりやすくなります。
知恵袋でも、バスクラの値段はどんな点で決まっているのか、という相談がありました。ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
ある楽器店のバスクラリネット選び方ガイドでは、「最低音の仕様(管の長さ)と材質の違いにより価格帯が明確に分かれます」と説明しています。同じガイドの価格帯は次のとおりです。
| 価格帯(楽器店ガイドの区分) | 主な仕様 | ガイドの説明 |
|---|---|---|
| 20万〜30万円台後半 | 樹脂製・入門機 | 管体割れのリスクがなく、取扱いが容易 |
| 70万〜100万円前後 | 木製・Low E♭管 | 吹奏楽の合奏へ美しく馴染む、豊かな音色 |
| 120万円〜 | Low C管 | 幅広い楽曲の要求に応えうるプロユース |
この区分に、メーカー公式の価格を当てはめてみると、次のようなイメージになります。
| ショート管(Low E♭) | ロング管(Low C) | |
|---|---|---|
| 入門・学校向け(樹脂) | J.Michael CLB-2300、ヤマハ YCL-221II、ジュピター JBC1000S | 樹脂製のLow C管は今回の調査では見当たらず |
| 中級(木製など) | ヤマハ YCL-621II、ビュッフェ・クランポン 1180、ルブラン L7168 | Brasspire Unicorn BPCLB-40RS(合成木製) |
| 上位モデル | セルマー プリヴィレッジ Low E♭、クランポン プレスティージュ to low E♭ | ヤマハ YCL-622II、クランポン プレスティージュ・トスカ、セルマー プリヴィレッジ Low C、ユーベル Emperior |
同じメーカーでも、ロング管にすると価格が上がる傾向が分かりますよね。ロング管とショート管の違いそのものは、バスクラのロング管とショート管の違いでくわしく紹介しています。
素材で値段が変わる理由
樹脂(ABS樹脂)の管体は、割れの心配が少なく扱いやすいのが良いところです。J.Michaelは「割れにくいABS管体」、ヤマハは221IIを「ABS樹脂製の管体ながらプロモデルに近い音色」と説明しています。
木製(グラナディラ)の管体は、上位モデルの多くで使われています。ただ、楽器店の解説では、木の管体は割れへの対策も大切とされています。
最低音で値段が変わる理由
ロング管は管体が長く、Low CまでのキイやLow Dレバーなどのしくみが加わります。ヤマハのYCL-622IIは、Low D・C♯・CのキイとLow Dレバーが付いて「LowCまで出すことが可能」なモデルです。
部品やキイが増える分、価格にも反映されていると考えると納得しやすいですね。
新品・中古・譲渡・レンタルで予算はどう変わる?
同じバスクラでも、新品・中古・譲渡・レンタルで必要なお金とリスクが変わります。中古の値段は状態で大きく変わるため、この記事では相場の数字は出しません。
『新品は無理でも、中古なら手が届くかも』と考える方も多いはずです。ただ、中古は1本ずつ状態が違うので、値段だけで比べられないんです。
| 手に入れ方 | 予算の考え方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 新品 | 希望小売価格が目安。実売価格は店で確かめる | メーカー保証や購入店の点検サービスを確かめる |
| 中古(楽器店) | 状態・年数・付属品で価格が変わる | 消耗品の交換費用、保証期間と保証範囲 |
| 譲渡(知人・先輩から) | 本体の費用はかからない、または少ない | 点検・調整の費用は別にかかることが多い |
| レンタル | 月額で借りる | 期間が長いと合計額が大きくなる |

中古のバスクラは「本体価格+整備費」で考える
管楽器専門店の解説では、中古を選ぶ時はタンポ・フェルト・コルクなどの消耗品の状況、オーバーホール済みかどうか、キイの腐食具合を確かめるよう案内しています。状態によっては、タンポやコルクの交換などメンテナンス費用がかかります。
参考までに、ある大手楽器店の修理料金表(B♭クラリネットの例、2023年7月更新、税込・技術料のみ)では、全タンポ交換が43,000円〜、全体バランス・タンポ調整が6,200円〜でした。バスクラ専用の料金は掲載がなく、見積もりになります。
中古選びのチェックリストは中古のバスクラの選び方でまとめています。
レンタルの料金の例
ヤマハ公式のレンタルでは、YCL-221IIを借りられます(2026年10月時点の公式表記)。
| プラン | 月額(税込) | 期間 |
|---|---|---|
| 中古・ロングプラン | 11,440円 | 最短7ヶ月〜最長24ヶ月 |
| 新品・ロングプラン | 15,950円 | 最短7ヶ月〜最長24ヶ月 |
| 中古・ショートプラン | 31,130円 | 最短1ヶ月〜最長8ヶ月 |
初回登録料は2,200円(税込)で、会員の種類によっては免除されます。レンタルを使う時の考え方はバスクラのレンタルと修理・調整で紹介しています。
中学生・初心者がバス・クラリネットを購入する前に
中学生や初心者がバスクラを購入する時は、学校や団体の指定、吹く曲の最低音、予算、買った後のサポートの4つを先に確かめると失敗しにくくなります。
バス・クラリネットの値段で中学生の保護者の方が悩むのは、『今買っても、高校で続けるか分からない』という点ですよね。
ある楽器店のガイドでも、学校や楽団からの指定(Low C管かLow E♭管か、木製か樹脂製か)を確かめるよう案内しています。まずは顧問の先生に聞いてみてください。
例えば、こんな聞き方です。
「マイ楽器を考えているんですが、ロング管が必要な曲はありますか。樹脂製でも大丈夫ですか」
保護者の方と予算を話し合う時のヒント
バスクラは高い買い物なので、家族で話し合う時間も大切ですよね。続ける期間の見込みで、考えやすい手段を書き出しておくと話が進みやすくなります。
| 続ける見込み | 考えやすい手段 | 話し合っておくこと |
|---|---|---|
| まずは部活の間だけ | 学校の楽器、レンタル | 学校の楽器の空き状況、借りる期間 |
| 高校でも続けたい | 樹脂製の新品、整備済みの中古 | 最低音と素材の指定、予算の上限 |
| 社会人になっても続けたい | 木製の新品、上位モデルの中古 | 試奏の予定、将来の買い替えの考え方 |
「何年くらい続けたい?」と先に聞いてみると、お子さんの気持ちも見えてきますよ。
- 学校や団体に、最低音や素材の指定があるか
- これから吹く曲に、Low Cまでの音が出てくるか
- 予算の上限と、ケースや小物にかかる費用
- 新品なら、メーカーや購入店の保証と点検サービス
- 中古なら、整備の内容と保証期間
初心者の購入で見落としやすいお金
本体のほかに、リード・スワブ・ストラップなどの小物も必要です。セット内容はモデルによって違い、J.Michael CLB-2300はケース、ペグ、マウスピース、リード、ストラップ、スワブなどが付属すると説明されています。
ヤマハで新品を買う場合は、ヤマハの「安心アフターサポート」の対象になることがあります。対象は2020年9月1日以降に日本国内で新品購入した個人などで、会員登録が必要です。
「安いから」と仕様を確かめずに買い、学校で必要な最低音が出なかったというケースです。値段より先に、最低音と素材を確かめておきましょう。
バスクラの値段でよくある相談
知恵袋で多かった相談は「ショート管とロング管の違い」「値段を考えずにおすすめのロング管」「高校で半年続けてマイ楽器がほしい」の3つでした。
相談1:ショート管とロング管の違いは?
いちばん閲覧が多かったのが、この相談です。値段の面では、同じメーカーならロング管のほうが高くなります。
例えばヤマハなら、ショート管の木製YCL-621IIが税込1,034,000円、ロング管のYCL-622IIが1,386,000円です(2026年10月時点の公式表記)。
相談2:値段は考えずに、ロング管でおすすめを知りたい
『いいものを長く使いたい』という気持ちは自然ですよね。
この記事ではおすすめの順位はつけませんが、ロング管だけでも、ヤマハ・クランポン・セルマー・ユーベル・Brasspireなど選択肢があります。試奏して、自分の息と音の好みで選ぶのがいちばんです。
価格の面だけで見ると、今回メーカー公式や代理店で確認できたロング管の中で、希望小売価格がいちばん低かったのはBrasspire UnicornのBPCLB-40RS(税込572,000円・合成木製)でした。木製のロング管では、ヤマハのYCL-622II(税込1,386,000円)が低い側に入ります。メーカーごとの特徴はバスクラの選び方とメーカー一覧で比べています。
相談3:高校で半年続けて、マイ楽器がほしくなった
続けたい気持ちが固まってきた時期ですね。
まずは部の楽器で、最低音と素材の希望を書き出してみてください。予算が合わない時は、中古やレンタルで一度使ってみてから新品を考える方法もあります。
「平均でいくら」という公式の数字はありません。樹脂の入門モデルと木製のプロモデルで10倍以上の差があるため、平均を出しても予算の目安にはなりにくいんです。自分に必要な仕様の価格帯で考えるのがおすすめです。
使わなくなったバスクラは買取で次の予算に
卒業や引退、買い替えで使わなくなったバスクラは、楽器買取に出して次の楽器の予算にする方法があります。個人に譲る、楽器店で下取りしてもらうのも選択肢です。
バスクラは大きくて、使わないまま置いておくと場所も取りますよね。
例えば、ショート管から買い替えてロング管を買う時は、手元の楽器を査定してもらうと、予算の足しになることもあります。
出口の一つ、バイセルの管楽器買取では、出張・店頭・宅配の3つの方法があり、出張料や査定料などの手数料は無料と案内しています。高く売るコツとして、査定前に汚れを軽く拭き取り、ケースや保証書、マウスピースなどの付属品をそろえること、使わなくなったら早めに売ることを挙げています。
福ちゃんの楽器買取も、出張・宅配・店舗の3つの方法があり、査定額に納得できない時は断ってもキャンセル料や査定料はかからないと説明しています。
福ちゃんは査定のポイントとして、楽器の製造年と、キズやサビの有無・改造していないかといったコンディションを挙げています。
大きなバスクラは出張買取も考えたい
バスクラはケースに入れても大きく、持ち運ぶだけでもひと苦労ですよね。
バイセルは、重いハードケースの楽器は出張買取がおすすめとしていて、お店へ持ち込む時の振動や衝撃がキイのズレや管体の歪みにつながるリスクにも触れています。
- 電話かメールで問い合わせる
- 自宅で査定してもらい、その場で結果を聞く
- 金額に納得したら、その場で現金で受け取る
出張買取を利用した人には、契約日を含めて8日間以内の申し出で返品保証があると案内されています。
- ケース、マウスピース、ストラップなど付属品をそろえる
- 汚れを軽く拭き取っておく
- メーカー名と型番、最低音をメモしておく
- 18歳未満の場合は、保護者と一緒に手続きを考える
バイセルは18歳未満の利用ができないと案内しているので、中高生の楽器は保護者の方が手続きをすることになります。売る流れや準備はバスクラを売るには?楽器買取の流れでくわしく紹介しています。
バイセル 楽器買取
使わなくなったバスクラは、出張買取で査定してもらう方法も
重くて大きいバスクラは、持ち運ばずに自宅で査定してもらえる出張買取が便利です。バイセルの管楽器買取は出張・宅配・店頭の3つの方法があり、出張料や査定料などの手数料は無料と案内されています。査定前に軽く汚れを拭き、ケースやマウスピースなどの付属品をそろえておきましょう。
無料バイセルの管楽器買取を見る買取の可否・条件・金額は公式サイトでご確認ください。
よくある質問
バス・クラリネットの値段はいくらくらいですか?
2026年10月時点のメーカー公式・代理店の希望小売価格(税込)では、樹脂製の入門モデルが275,000円から、木製のプロモデルでは3,366,000円のモデルまであります。
バスクラの値段は何で決まりますか?
主に管体の素材(樹脂か木か)と最低音(Low E♭かLow Cか)で決まります。同じメーカーでも、ロング管のほうが高くなる傾向があります。
中学生がバスクラを購入するなら、どの価格帯から考えればいいですか?
まず学校の指定と吹く曲の最低音を確かめてください。指定がなければ、樹脂製の入門モデルから検討する方法もあります。
中古のバスクラはいくらで買えますか?
中古は状態や年数、付属品で価格が大きく変わるため、この記事では相場を出していません。本体価格に加えて、整備の費用と保証の範囲も確かめましょう。
バスクラの新品はどこで買えますか?
メーカー公式サイトでは直販ではなく取扱店を案内している例があります。楽器店や管楽器専門店で、試奏と見積もりをお願いしてみてください。
まとめ
- バスクラの値段は、素材と最低音でほぼ決まる
- 新品の希望小売価格は、税込275,000円から3,366,000円まで幅がある
- 価格は改定されることがあるので、最新の公式表示で確かめる
- 中古は本体価格と整備費、保証の範囲をセットで考える
- 使わなくなったバスクラは、買取に出して次の予算にする方法もある





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